大江中学校(名古屋市南区)、桜台高校(名古屋市南区)で同級生、卒業後も家族ぐるみのお付き合いをさせていただいている中村よしゆき候補(60)が、3月27日投開票の東海市議選で、見事初当選を果たした。投票率は43.56%(前回43.49%)だった。
■ 中村よしゆき
得票 1,448票(当選者22人中14位) 当選
中村よしゆきが立ち上げたNAKAMIRISE(ナカミライズグループ)は、中村土木建設・中村不動産・中部レックス・協立工事・東海レーベン・南和建設・かえで商事という各関連企業の総称。児童福祉や介護事業も展開している。よく一代でここまで大きくしたものだと感心する。
私たちが中村に期待するのは、長年にわたり培った民間の経営感覚を生かし、自治体経営に革新的なパラダイムシフトを図ること。地方自治法第2条第14項では、「地方公共団体は、その事務を処理するに当つては、住民の福祉の増進に努めるとともに、最少の経費で最大の効果を挙げるようにしなければならない。」と規定している。「住民の福祉の増進」に努めなければならないが、「最少の経費で最大の効果」つまり、できるだけ「効率的に」それを達成しなければならないと規定している。中村が公約は「住民手続きのデジタル化」や「職員環境のデジタル化」、「地域間連携などのデジタル化」、「自治体DXの推進基盤整備」を推進し、住民の利便性を向上する行政サービスの提供に向け、自治体の抱えるさまざまな課題解を進め、デジタル技術やAI等の活用により業務効率化を図っていく。また、人的資源を行政サービスの更なる向上に繋げていく社会。次の選挙までわずか4年間しかないが、1日も早く地方自治法が求める簡素で効率的、そして快適な住民サービスを市民が享受できる社会の実現を期待したい。