桜神明社古墳(南区)企画展は6月から

IMG_9201墳丘の規模が直径36m、高さ4.5mのやや小ぶりな桜神明社古墳(名古屋市南区呼続4丁目28)が今、市民の注目を集めている。

名鉄名古屋本線連続立体交差事業(南区間)の仮線用地として古墳の一部が解体されてしまうのではないかとの懸念を抱いた桜神明社の氏子の皆様方の声を受け、横井利明が調査した結果、事業が計画通り進めば古墳の一部が除却されてしまう見通しであることが判明。桜神明社氏子の皆様とともに、仮線計画の変更並びに古墳の文化財指定を名古屋市に対して求めた。なお、桜神明社は墳頂に祀られている。

■ 市への要望の結果
① 仮線は古墳の上部を通過し、本線が完成し仮線が不要になったのちは、車道とせず古墳を原型通り保存すること。
② 桜神明社古墳を名古屋市文化財とし、未来永劫保存に努めること。
が決定している。なお、桜神明社古墳の名古屋市文化財指定は年内にも行われる見通しとなっている。

文化財指定に先立ち、令和3年2月、令和3年5~6月の2回にわたって、桜神明社古墳の試掘調査が行われた。桜神明社古墳はこれまで試掘調査がおこなわれたことがなかったが、今回の調査で古墳の範囲、残存状況、古墳の形状、葺石の状況、盛土の実態、埋蔵物等の調査が行われ、歴史的・文化的な価値が高いことが判明している。

IMG_9195■ 名古屋市見晴台考古資料館企画展 第2回
〇 テーマ
桜神明社古墳と曽池(そいけ)遺跡展
〇 期間
6月29日から9月19日
〇 企画展内容
南区に所在する桜神明社古墳と曽池遺跡の調査の成果を紹介する。
〇 住所
名古屋市南区見晴町47
〇 休館日
月曜日
〇 入場料
無料
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横井利明
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