令和3年2月定例会開会

名古屋市会令和3年2月名古屋市会定例会が開会した2月18日、市長提案理由説明に先立ち、河村市長や高須院長が主導した大村知事の解職請求署名に多数の不正が疑われる事例が見つかった問題を受け、「関係機関の綿密な連携・協力により、真相究明を徹底して行うことを強く求める」として、名古屋市会は議員提出による決議案を全会一致で議決した。

その後おこなわれた市長提案理由説明では、いつもなら議案に全く関係のない市長の思いを延々と語るのが恒例となっているにもかかわらず、今年の説明では用意された原稿を最後までダラダラと棒読み。市長らが主導した知事リコール署名に多数の不正が見つかった問題が、直接請求制度に対する信頼を大きく失墜させ民主主義の根幹を揺るがしかねない事態となっているにもかかわらず、中心となって署名集めを呼び掛けた河村市長からは説明も謝罪も全くなかった。

報道機関において不正署名の手口等が徐々に明らかとなる中、これだけ大きな社会問題となっているにもかかわらず、市民に対する説明の場である議場において市長は全く説明責任を果たそうとしていないとして、横井利明から議長に議事進行。河村市長に対し議長より説明責任を果たすよう促すことを求めた。なお、河村市長は下を向いたまま、何も答えなかった。

今後、本会議や委員会等で議会は真相究明に向けた質疑等を行う構え。二度とこのような不正な活動が行われることのないよう、地方自治法の改正に向けた取り組みを進める考えだ。
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横井利明
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