日本ハンドボールリーグは2024年、地域に根ざしたファンファーストの「プロリーグ」に生まれ変わろうとしている。
今回の「次世代型プロリーグ構想」では野球やサッカー、バスケットボールと大きく異なり、「シングルエンティティ」と呼ばれる仕組みが取り入れられる。個々のチームがチケット販売やスポンサー営業、放映権といった事業経営を担うのではなく、リーグが一括して全チームの事業経営を担うことになる。企業の負担は抑えられ、選手には多様な選択肢が用意される。一方でリーグは多く役割、リスクを背負うことになる。
現在、日本リーグに所属する数多くのチームがプロチームとして新リーグに参加しようと、8月末までに加入申請を済ませている。その「合否」の発表が明日10月21日(金)だ。
私がオーナーをつとめている「HC名古屋(名古屋市瑞穂区)」も新リーグが課した数々の条件をクリアするため、さまざまな改革に取り組んできた。いよいよ「合否」の発表を待つばかり。
「可」か「否」か...