危険な状態だったが…

今夏、名古屋における最高気温37.5℃を記録した6月29日正午頃、笠寺公園(南区)付近の交差点で倒れていた高齢男性を発見した。車を道路脇に止め近寄って声をかけたが、意識レベルが低く応答が弱い状態。直ちに警察と消防に電話をかけるとともに、近所の方々にお声がけした。

男性が倒れていた正午の気温は35℃。直射日光で道路は「ちんちこちん」。一般的なアスファルト舗装の路面は、夏季に日射を受けると表面温度が60℃程度にまで達するといわれていることから、発見が少し遅れれば「大やけど」しかねない状態だった。

近くの方々とともに男性を日陰に移したものの日向で倒れていたことで、かなり弱っている様子だったが、救急隊員、警察職員のみなさんが素早く現場に駆けつけていただいたおかげで事なきを得た。また、近所の方々が男性の身内の方にお声がけいただき、近所に住む親戚の方も駆けつけていただいた。

後ほど消防署から電話があり、男性は「熱中症」で厳しい状態だったが病院で治療等をおこない大丈夫だという。高齢男性のために救護措置に奔走していただいた近所の方々、救急隊員、警察職員、関係の方々ありがとうございました。
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横井利明
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