7月20日(水)、名古屋市の新型コロナウイルス新規感染者数が過去最多の4,953人に達した。
これまでの最多は2,811人(2月2日)だったが、それを約2,000人上回った。なお、この日愛知県も過去最多となる1万3,628人。今後、名古屋市の新規陽性者数は6,000~10,000人に達する見込みなど、7月下旬から8月上旬にかけて第7波のピークを迎えるとの見通しを市関係者は示している。
一方、感染者の急増を受け、地域のお祭り等も続々と中止になっている。
ここ2年間は新型コロナウイルスの影響を受け多くの地域行事が中止となっていたが、今年に入り、盆踊り大会などの夏まつりやラジオ体操大会、お化け屋敷や魚つかみ大会などへの期待が高まっていた。
しかし、名古屋市が7月下旬から8月上旬にかけて感染者が急増するとの見通しを示した7月15日以降、地域の雰囲気は一変。ほとんどの行事が中止を余儀なくされた。
感染のピークを越えた後もしばらくの間は高い感染者数の状態が続く見通し。この夏の旅行業界が好調との報道があるなど、収束に向けた雰囲気があっただけに、今回の第7波、本当に恨めしい。
■ 新型コロナ新規陽性者数ワースト10(名古屋市)
1. 7月20日(水) 4,953人
2. 2月2日(水) 2,811人
3. 2月1日(火) 2,787人
4. 1月29日(土) 2,772人
5. 7月13日(水) 2,567人
6. 7月16日(土) 2,544人
7. 2月5日(土) 2,474人
8. 2月3日(木) 2,429人
9. 7月17日(日) 2,424人
10. 1月28日(金) 2,416人