中古車市場の高騰は過去に例がないほど

「職場に電車で通勤しているしもう当分乗ることもないから車を売りたい。一緒に中古車買取店に行かない?」と、今年4月から社会人となった長男。車はけっして嫌いではない私も、興味半分で長男と一緒に近所の中古車買取専門店に出かけた。

長男が想定する買取価格は?
「車はトヨタでは一番小さな車『アクア』。事故もしていないし色も人気のブラック。しかしすでに購入から6年、50,000㎞も乗っている。190万円弱で購入したが経年もあり40万円くらいかな。50万円なんて言われたらすぐに売っちゃおうかな?」と長男。

さて、買取専門店につくと、早速営業マンによって車の査定に。ドキドキしながら待っていると、店員さんからさまざまな質問が飛んできた。「事故はありませんか?」「なぜ売ろうと思ったのですか?」「買取価格の希望はありますか?」

そしてパソコン画面を見ながら
店員さんが出した一発回答額は...

95万円!
き、きゅうじゅうごまんえん??
長男は目を白黒
私も想定外の買取価格に驚愕!

中古車市場の高騰の背景にあるのは2020年から始まった半導体部品の供給不足による新車減産だ。その結果、消費者の元に届く新車の納期に大幅な遅れが生じているため、すぐに入手しやすく、新車に比べれば安価な中古車のニーズが高まっている。

営業マンさんによると、「過去に例がないほど中古車市場は相場が高い。車によっては新車より高いものもあらわれている。特にリセールバリューが高いものに人気が集まっている。SUVタイプならトヨタのハリアー、ミニバンタイプならトヨタのアルファード車。これら車種は場合によっては新車と変わらない相場を形成している。この相場は今後2~3年は続く可能性が高い」。

6年落ちの家内のヴェルファイヤー(ミニバン)は程度次第では、新車時とあまり変わらない価格で買い取るという。売っちゃおうかな?
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横井利明
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