建設業者の方々を対象に「講演」機会をいただきました。

主に名古屋市内で建設業を営む方々を対象とした講演依頼をいただいた。

あらかじめ主催者様に「どんなお話がいいでしょうか」とお尋ねしたところ、「建設に携わる方々が多いこと、また、竹中工務店の下請けでお仕事をされて見える方もおみえですから、例えば名古屋城天守閣木造復元などはいかがでしょうか」とご提案をいただき、講演名は「なかなか進まない名古屋城木造復元事業」に。

もともと、名古屋城天守閣木造復元は2015年12月、2020年7月31日までに公開できる状態で天守閣を復元することを条件に、技術提案方式で建設事業者を公募。応募した竹中工務店と安藤ハザマの2社から、竹中工務店が2020年7月31日までに完成させるとして優先交渉権者に決定。2017年5月9日、竹中工務店と建設費505億円で2022年12月31日までに完成させる条件で基本協定を締結している。

当初の期限である2020年7月はすでに過ぎ、その後変更された期限である2022年12月もあと2か月しか残されていない。しかし、未だに木造天守の復元どころか、現天守閣の解体すら行われていないのが現状だ。

講演では
・なぜ解体すら行われていないのか。
・復元に向けて課題となっている3つの要求事項とは
・復元の見通し

などについて、パワーポイントによるスライドを駆使し、講演させていただいた。会場からもいくつかのご質問をいただくなど結構盛り上がったが、「なるほど」「興味深かった」など前向きな反応をいただいた。

この1か月の間には「医療関係団体」「児童福祉関係団体」「市町村議会関係者」などから、さまざまなタイトルで講演依頼をいただいている。自分の考えを紹介できるまたとないチャンス。これからも積極的に「講演」にも取り組んでいきたい。