白水学区魚のつかみ取り大会

IMG_6086白水学区主催「魚のつかみ取り大会」が開催された7月23日(日)、大同排水路には、うなぎ100匹、ニジマス300匹、金魚350匹、おもちゃの金魚400匹、水風船300個が一斉に放たれた。

参加した幼児、小学生、中学生の子どもたちは一斉に排水路に入りお目当てのうなぎを捕まえに。うなぎがぬるぬるしてなかなか捕まえられなかったが、保護者からは「今日のおかずだからがんばってしかり捕って!!」などの激励が飛び、子どもたちも必死にうなぎを追いかけた。

IMG_6097普段、その存在すら気にしない大同排水路だが、その昔、海を干拓してつくられた新田の塩害を減らすために、人工的に掘削された汐貫(しおぬき)用水路として作られた歴史のある水路。現在では大雨が降った際に、近隣が浸水しないよう雨水を流す働きをしている大切な排水路となっている。

かつては農業の振興のため、現在は災害に強いまちづくりのために欠かすことのできないまちの「装置」だが、「魚のつかみ取り大会」を通して大同排水路を再認識する機会はとても重要。そういった意味からも、遊びながら自分のまちについて知ることができるいい取り組みといえる。

IMG_6089また、今回のうなぎのつかみ取りでは、うなぎをさばく「うなぎ職人」が見つからず、地域の方々が困っていたところ、名鉄本笠寺駅前のうなぎ専門店「魚兼」さんのお世話により、うなぎ職人さんをご紹介いただいた。もし、うなぎ職人さんが見つからなければ、それぞれのご家庭ではうなぎを前に途方に暮れた可能性もあり、関係者のご努力に心から感謝申し上げたい。また、大同排水路の清掃をしていただいた南土木事務所の皆様もありがとうございました。
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横井利明
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