名古屋城天守閣木造復元事業に対する県の補助要望を断念
名古屋城天守閣木造復元事業に対する県の補助要望を断念
11月12日、大都市広域連携促進特別委員会を開会し、「令和2年度県費補助等に関する要望」について議論をおこなった。
各党から県費要望のあり方そのものを問うものなどさまざまな意見が出されたが、その中でも、最も議論をよんだのが、平成30年度、平成31年度と繰り返し愛知県に対して要望してきた「名古屋城天守閣木造復元事業に対する県の補助」が全面的に削除されたこと。従来は「リニア中央新幹線開業に向けた名古屋駅ターミナル機能の強化」と並び本市の重要事業であった「天守閣木造復元事業」が要望から消えたことで、木造復元事業がとん挫したのではないかと憶測を呼んだが、財政局の答弁は令和2年度予算の目途がたたない中で、県に対する要望をする段階ではないというもの。天守閣木造復元竣工目標である2022年の断念が県費要望にまで影響を及ぼしたことになる。
なお、財政局は、天守閣木造復元に関する見通しが立った段階で、あらためて県に対する要望を行いたいとした。
■ 知事に対する名古屋市会正副議長、大都市広域連携促進特別委員会正副委員長からの県費要望
12月2日(月)午後3時5分 愛知県公館
■ 愛知県議会正副議長に対する名古屋市会正副議長、大都市広域連携促進特別委員会正副委員長からの県費要望
11月28日(木)午後3時30分 愛知県議会議長室
■ 県議団執行部並びに市内選出愛知県議会議員に対する自民党名古屋市会議員団からの要望
12月12日(木)午前11時50分 愛知県議会議事堂1階ラウンジ