愛知県民の日をめぐり減税日本党内バラバラ

愛知県が定めた「あいち県民の日」にあわせ、平日に学校を1日休みにする「県民の日学校ホリデー」について、河村市長は「県民の日」そのものに反対する意向を示している。

しかし、令和4年12月20日に開催された愛知県議会において、減税日本愛知所属の愛知県議会議員2名は、「あいち県民の日」条例に愛知県議会等で異議を唱えることもなく賛成している。「党首が反対し党所属議員は賛成」は減税日本においてはよくあること。この政党はいつも行き当たりばったり。

■　あいち県民の日条例
・概要

現在の愛知県が誕生してから、令和4年で150年になるのにあわせ、愛知県は11月27日を「あいち県民の日」とする条例案をまとめ、12月に開会する愛知県議会に提出。12月20日の愛知県議会で条例案は全会一致で可決され、11月27日が「あいち県民の日」となった。

・減税日本愛知の姿勢
県議会では減税日本所属議員2名(しまぶくろ朝太郎(西区選出)、竹上裕子(豊橋市選出))は「あいち県民の日条例」に関する質問は一切せず、原案通り条例案に賛成している。なお、本年に入り河村市長が反対を示して以降も、減税日本所属議員からは条例案廃止の提案は一切ない。