小中一貫教育で中学校も給食導入(自校方式)へ

小中一貫教育とは、小中の義務教育9年間を連続したものと捉え、教育の在り方・仕組みを再構築し、小中の教職員の総力を結集して、子どもたち一人ひとりに応じたきめ細かい指導を充実させ、教育の質的向上と豊かな学びを保障する教育制度。現在、市内各地で進む統廃合の一つの形として検討が進んでいる。

■ 小中一貫教育の狙い
1. 学習指導上の成果を上げる
2.  子どもの発達の早期化に対応
3. 異学年児童生徒の交流を促進
4. 教員の指導力の向上
5. 9年間を通し児童生徒を育てるという教職員の意識改革
6. 特別支援教育における学校間の連携・協力体制を強化
7. 保護者との協働関係を強化
8. 地域との協働関係を強化
9. 教育活動充実の観点から一定規模の児童生徒数確保
10. 特色ある学校づくりを進める

現在、児童生徒数の減少を見据え、各地で検討が進む地域の小中学校の統合。その延長に小中一貫教育があるともいえるだろう。

さて、この問題を明日11月27日の本会議で松井よしのり市議(自民:守山区選出)が取り上げる。地域で進む小中学校の統合を契機に、小中一貫教育の導入により、子どもたちの学びの質を高める小学校における教科担任制の導入や施設が一体化することで、中学校における自校直営方式による給食の導入についての検討を質す考えだ。

一方、小学校、中学校の統廃合によって浮いた財源をいかに子どもたちに返すのかの検討も必要となる。施設や整備のあり方、小学校における教科担任制の導入に向けた教員の加配、ICTなどの新しい教育に向けた投資、防災なども視野に入る。松井市議の質問は午前11時30分から。
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横井利明
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