名鉄名古屋本線高架説明会で「拍手」が…

名鉄名古屋本線(桜-本星崎駅間)連続立体交差化事業環境影響評価方法書説明会が1月23日(木)、25日(土)、27日(月)の3日間にわたって開催された。

「なんで事業完了まで35年も??」「高架ではなく地下にできないのか」などといった声が上がったものの、25日(土)、27日(月)の説明会では、終了と同時に会場から「拍手」が…

鉄道高架事業は、市民の皆さまに「用地買収」や「工事中の騒音・振動」等を時に強いることから、一般的に申し上げれば説明会は時に騒然とするもの。しかし、今回の説明会では、「数十年待たされた高架事業がやっと進む」といった歓迎の思いや、市民の皆さまからの批判を避けたくなるような説明もむしろ積極的に市当局がおこなったことから、今後の生活において不安を抱いていた市民の方々も、市を信頼してみよう、きっと市が生活を守ってくれるだろうといった気持ちがわいてきたのかもしれない。

一方、市に対する市民の期待や信頼が大きければ大きいほど、市の責任は重い。用地買収の対象となった住民のみなさんは、今回の高架事業によって生活が一変してしまうことから、今後の人生設計に大変大きな不安を抱いている。今回得た「丁寧な説明」「包み隠さず情報公開」「市民への公平」を貫きつつ、各事業工程における説明会のほか、ホームページやSNSなどを活用した、仕事や地域行事等で会場に来ることがかなわない方々をも含めた丁寧な情報提供、そして市民の不安に寄り添った対応こそが信頼と住民の安心を得るすべであり、今後さらに丁寧に事業を進めてほしい。

■　名鉄名古屋本線(桜駅～本星崎駅間)連続立体交差化事業環境影響評価方法書説明会資料 (←click)
※　説明会で使われたスライドを全編ご覧いただくことができます。

■　名鉄名古屋本線(桜-本星崎駅間)連続立体交差化事業環境影響評価方法書に対するお問い合わせは

住宅都市局都市計画部街路計画課施設計画係

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