通学路に移動オービス投入 横井利明南警察警は6月11日、道徳小学校(南区)通学路でスピード違反の車を取り締まる新型装置の運用をおこなった。これまで十分に目が行き届かなかった道路幅が狭い通学路、住宅街などでの取り締まりを強化し、事故防止につなげる狙いがある。導入したのは「可搬式速度違反自動取り締...TwitterFacebookはてブLINE2019.06.11南警察警は6月11日、道徳小学校(南区)通学路でスピード違反の車を取り締まる新型装置の運用をおこなった。これまで十分に目が行き届かなかった道路幅が狭い通学路、住宅街などでの取り締まりを強化し、事故防止につなげる狙いがある。導入したのは「可搬式速度違反自動取り締まり装置(可搬式オービス)」1台。速度超過を感知すると内蔵カメラで運転手の顔とナンバーを自動撮影する仕組み。後日、違反者に連絡される。安全なはずの通学路で、小学生らが犠牲となる交通事故が後を絶たないことから、南署においても通学路における交通車両の取り締まりをおこなうこととなったものだが、一方で、ハード面を含めた戦略的な安全策も急務。通学路における歩道の必置義務や、仮に交差点で事故があった場合でも児童の列に車が侵入しない安全施設など、子どもたちの安全教育とあいまって、一人の犠牲者も出さないための徹底した取り組みが必要だ。