2026年に開催されるアジアの祭典「アジア競技大会」のメイン会場のひとつとなる「新愛知県体育館基本計画」が愛知県より公表された。場所は、名城公園北園4.6ha。
現愛知県体育館は設置後55年が経過し、老朽化とともに、規模・機能ともに国際水準を満たしていないことから、2017年度に検討調査を開始し、今回「新愛知県体育館基本計画」としてまとめられたもの。今後、PFIによる事業者公募を実施するにあたり、公募資料をさらに練りこんでいく。
また、アリーナ標準クラスS(12,000~15,000の観客席)を有する施設であり、各競技国際大会の誘致が可能となるほか、引き続き大相撲名古屋場所も開催される。
■ 設計・建設等に関する想定スケジュール
2019年秋~2020年3月 公募資料作成
2020年4月 公募資料公表
2020年4月~2021年3月 事業者公募・審査
2021年7月~2022年3月 実施設計
2022年7月 着工
2025年3月 竣工・供用開始
■ 基本計画案の概要
・施設規模
建築面積 20,000平方メートル
延床面積 43,000平方メートル
建築高さ 31m
・観客席
フィギュアスケート 11,000席
バレーボール・バスケットボール 15,000席
大相撲 11,000席
・競技面積
メインアリーナ 4,500平方メートル
サブアリーナ 1,500平方メートル
多目的ホール 平方メートル
※ サブアリーナ・多目的ホールは、コンベンションや展示会、イベントでも利用可能。
・施設関連エリア
VIPルーム
VIPラウンジ
セントラルキッチンパントリー
など。
■ 国内アリーナ収容人員ベスト101.さいたまスーパーアリーナ22,500人2.ヤマダグリーンドーム前橋20,000人3.横浜アリーナ17,000人4.大阪城ホール16,000人
5. 新愛知県体育館 15,000人5.マリンメッセ福岡15,000人7.日本武道館14,471人8.代々木第一体育館13,291人9.三重県営サンアリーナ11,000人10.真駒内セキスイハイムアイスアリーナ10,770人