名古屋市予算成立

3月17日、令和2年度名古屋市予算が成立した。

議員が新型コロナウイルス感染症に感染した場合には、他の議員や当局も濃厚接触者または、健康観察対象者となる可能性があり、本会議の開会ができないばかりか、令和2年度予算の議決もできない可能性を負った中での議会だったが、どの議員も感染することなく議決を迎えることができ、まずはほっとしている。一方、新型コロナウイルス感染症を所管する健康福祉局に関しては、不休で働く感染症対策担当職員を議会に足止めすることはできないとして、担当職員を退席させた中で財政福祉委員会を開催するという異例の対応となった。

一方、令和2年度当初予算には「新型コロナウイルス感染症」関連予算は1円も組まれていない。これは、予算案の公表がなされたのちにコロナの問題が大きくなったためだが、今後、必要に応じて、予備費1億円、また執行協議のよる予算確保や専決処分、場合によっては補正予算を組みながら、新型コロナウイルス感染症に対峙することとなる。

■ 令和2年度名古屋市予算額
一般会計 1兆2,544億円
特別会計 1兆447億円
公営企業会計 4,490億円
PR
横井利明
PR
minami758をフォローする
政治家ブログまとめ