コロナ拡大の中、無事卒園式を挙行

保育所等において新型コロナウイルス感染症が発生した場合の措置について、名古屋市は以下のとおり定め、各園に通知している。

「お子さんや職員が新型コロナウイルスに感染した場合は、感染拡大防止のため、その保育所等は休園します。休園期間は、感染したお子さん等が最後に登園した日の翌日から14日間となります。」

つまり、私どもが経営する認定こども園に在籍する360人の園児、60人の保育教諭・職員のうち、だれかひとりが新型コロナウイルス感染症にかかったとしても、「卒園式」が中止になる可能性があり、保護者や子どもたち、そして保育教諭や職員全員が、感染リスクのある外出を控え、休みになっても自宅にこもりきりといった笑えない生活を続けてきた。

そして今日3月21日(土)、卒園児、保育教諭いずれもコロナウイルスにかかることなく、無事に「卒園式」を挙行。ご来賓や在園児は不在であったものの、卒園児、保護者、保育教諭が見守る中、感動いっぱいの卒園式をおこなうことができた。本当にほっとした。

さて、保育・教育にたずさわるものにとって最大の喜びは、大切な子どもの成長を保護者と一緒に見守り、お手伝いできること、そしてパパ、ママといっしょに喜びや感動を共有しながら、子ども達の成長に常に立ち会うことができること。こんなにステキな仕事はそうそうない。

ただ、昨今の新型コロナウイルス感染症の拡大で、ステキなはずの保育教諭の仕事もかなり多忙に。保育室や園児の机・椅子、子どもたちのおもちゃや手洗い場・トイレにいたるまで、日々消毒に明け暮れた。さらに、子どもの健康管理や保護者の健康状態の聞き取りなど、正直、職員全員がコロナ疲れ。ウイルスの収束時期が全く見えないだけに、さらに心労がのしかかる。保育教諭も人間。保育園等は休園は認められないと名古屋市は各園に指導するが、どっかで1日ぐらい休ませてあげて。
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横井利明
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