町内の総会等は「書面表決」で コロナ対策

4月はさまざまな団体の総会シーズン。しかし、新型コロナウィルス感染症が拡大する中、市民の皆様から町内会やPTA、業界団体等の総会を開催するべきか否か、お問い合わせをいただくことが多い。

さて、総会会場は得てして「密閉された空間」「人が密集」「密接に話し合い」、いわゆる三蜜空間。そのような条件がそろうと、仮に感染者がいた場合、周りの方々にコロナウイルスを感染させる可能性がある。

そこで、多くの方が集まらずに総会を開催する方法として、「書面表決」を紹介したい。

■ 書面評決
総会に出席せずに書面で議決権を行使する方法。実施するには、原則として、会則や規約等の中で定めが必要になる。ただし、町内会など認可地縁団体については、会則や規約等に別段の定めがない場合でも、地方自治法の規定を根拠に書面表決も行うことができる。

■ 書面評決の進め方
書面表決にて対応される場合は、以下の流れを参考に。
(1) 「総会の開催案内」、「議案」、「書面表決書」を構成員に配布する。
(2) 構成員から「書面表決書」を提出してもらう。
(3) 集めた「書面表決書」を役員等で集計する。
(4) 書面決議により総会の開催に代える。
(5) 構成員に総会の結果をお知らせする。 
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横井利明
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