中津川・稲武野外学習の中止で保護者から要望書

名古屋市教育委員会が「中津川・稲武野外学習の中止」を決めたことに対し、養護学校保護者の皆様から要望が出された。

■ 市教委が中津川・稲武野外学習の中止を判断した経緯
4月20日からの「まん延防止等重点措置」、5月12日からの「緊急事態宣言」が適用されていたため、6月までの実施予定を延期してまいりました。
6月20日まで適用されていた「緊急事態宣言」が、7月11日までの「まん延防止等重点措置」に移行されたことに伴い、その間の実施を見送ることといたしました。
これによって、野外教育センターの利用期間内に全校の実施ができなくなるため、全校中止の判断をしました。
現在、希望した学校が、中津川・稲武野外教育センターを日帰りで利用できるように検討中です。詳細については、後日連絡をします。

つまり7月11日まで緊急事態宣言・まん延防止等重点措置が出されたことで、野外学習ができなかったことから、実施する学校と実施しない学校の公平を保てなくなったため、全校中止に至ったということになる。

この市教委の決定に対しては、多くの保護者は「やむを得ない」と判断しているようだが、一方で、「中津川・稲武野外学習」に代わる子どもたちの体験活動や思い出づくりをしてほしいと願っているようだ。実際に各小中学校では、昨年度、「中津川・稲武野外学習」の中止の代替措置として、学校内で飯ごう炊さんやキャンプファイヤーなどに取り組んでいる。子どもに寄り添った対応に感謝したい。

しかし、昨年度、市内養護学校においては「中津川・稲武野外学習」の中止の代替措置が取られなかったことから、保護者の要望活動となったもの。学校側も「すでに検討している」との回答があったことから、きっと今年は子どもたちの思い出ができるものと確信している。
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横井利明
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