医療物資の確保に目途

新型コロナウイルス感染症の拡大が日に日に深刻化する中、医療従事者を守るN95などの高性能マスクや防護服などの医療物資の供給不足が深刻化している。これまで大半を海外製に頼ってきたが、生産地の東南アジアなどでも感染が拡大し、輸入が停滞している。

4月14日には、大阪市の松井一郎市長が、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い大阪府内の医療現場で防護服が不足していることを受け、「家庭に使用していない雨がっぱがある人、在庫が余っている人はぜひ大阪府市に連絡してほしい。しっかりと購入させていただく。ごみ袋をかぶって医師らが治療している状態だ。」と市民に対し提供を呼び掛けた。

一方、高性能マスクや防護服などの医療物資の不足は、愛知・名古屋でも深刻な状況となっている。通常、感染、汚染を防ぐために防護服やマスク、手袋等は患者の治療のたびに使い捨てるのが原則。そのため、愛知県下だけでも1日に数千枚の防護服が必要になるとうかがっている。

医療関係者等からヨコイに対して、防護服やN95マスクを確保してほしいという要望が相次ぐ中、商社を営む久野さんに、医療物資の調達ができないかと声をかけたところ、数日後、久野さんから連絡が入り「確保は可能」との朗報。すでにカタログも入手。2週間後には、県内各医療機関が必要とする医療物資の確保に見通しが立った。

久野さんは「市民の命を守るために働く医療関係者の生命や健康を守るための大切な仕事。営利ではできない。原価でお配りしたい。」と意気込む。医療関係者の安全を守るには欠かせない防護物資。久野さんに対する県民市民の期待は大きい。
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横井利明
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