令和2年度5月臨時会補正予算の概要

5月臨時会が5月15日から19日にかけて開催される。

通常、5月臨時会では正副議長選挙や各議員のあらたな委員会への配属、三組合議会議員の選任等が行われるのが一般的。しかし、新型コロナウイルス感染症拡大への対応の必要から、4月臨時会に引き続き、5月臨時会でも大型補正予算が組まれることになった。

補正予算(案)は5月15日午前10時に上程され、各常任委員会で審査した後、即日、議決の運びとなる。

■ 補正規模
一般会計 130億1,800万円
特別会計 94億1,600万円
  計  224億3,400万円

■ 補正内容
【新型コロナウイルス感染症への対応】
〇 新型コロナウイルス感染症対策事業基金の設置 1億4,000万円
新型コロナウイルス感染症対策事業を推進するため、新たな基金を設置し、寄附を募集

〇 新型コロナウイルス感染症対策協力金の拡充  48億8,200万円
県が協力金の交付対象施設を拡充したこと等への対応

〇 ナゴヤ新型コロナウイルス感染症対策協力金 20億5,600万円
入居する複合商業施設等の休業方針により、休業を余儀なくされた施設に対して、一事業者あたり50万円を交付

〇 ナゴヤ新型コロナウイルス感染症対策事業継続応援金 45億7,000万円
県が基本的に休止を要請しない施設のうち、不特定多数の市民と日常的に接する事業を継続している施設に対して、一事業者あたり10万円を交付

〇 飲食宅配サービス利用促進事業 2億円
公募により選定した飲食宅配代行事業者を通じて、飲食宅配サービスを利用した市民へポイントを付与

〇 ナゴヤ文化芸術活動緊急支援事業 1億円
新型コロナウイルス感染症の影響で活動を自粛しているアーティスト等の支援として、ウェブサイトで公開する映像作品を募集し、上限50万円を補助

〇 地域医療体制の強化 5億4,181万円
帰国者・接触者外来実施医療機関に対し、外来受診者1人あたり35,000円を補助するとともに、救急医療体制の充実のため補助単価を増額

〇 理美容事業者への休業協力金 2億8,000万円
県が基本的に休止を要請しない施設のうち、自主的に休業した理容事業者・美容事業者に対して、一事業者あたり10万円を交付

〇 地域外来・検査センターの設置 1億6,900万円
新型コロナウイルス感染症のPCR検査を行う地域外来・検査センターを設置

〇 ナゴヤ新型コロナウイルス感染症対策子ども・子育て事業応援金 7,895万円
働く保護者の支援及び子どもの居場所確保のため、行政の開所要請に応じた民間児童福祉施設等及び県の預かり保育等実施要請に応じた私立幼稚園に対し、一施設あたり50,000円を交付
民間児童福祉施設等 7,295万円
私立幼稚園 600万円
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横井利明
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