東京の影響色濃く 名古屋市新規陽性感染者数

8月に入ってから名古屋市内における新型コロナウイルス感染症新規陽性患者数の増加が著しい。

市民の感染対策が緩んでいるというよりは、デルタ株の感染力が強く、従来の感染対策では必ずしも防ぐことが困難になっているということだろう。ただ幸いなのは死亡者数が低く抑えられていること。高齢者へのコロナワクチン接種の広がりが死亡率の低下につながっていることは間違いない。

一方で、東京都の新規感染者数が1日当たり4,000~5,000人と高止まりしたままとなっている。東京都の感染動向の影響を名古屋市は2週間遅れで受けるといわれており、今後、名古屋市内の感染者数はさらに増える可能性がある。また、お盆休みを使った人流の影響が5~6日後には顕在化する可能性もあり、ここ1週間から2週間、名古屋市内の感染動向から目が離せない。

名古屋市・愛知県における医療崩壊を起こさないためにも、不要不急の外出はぜひお控えください。

■ 8月の新規陽性患者数の推移(死亡者数)
1日(日) 102人
2日(月) 73人
3日(火) 81人(1人)
4日(水) 171人
5日(木) 147人
6日(金) 165人(1人)
7日(土) 195人
8日(日) 164人
9日(月) 140人
10日(火) 89人
11日(水) 188人(2人)
12日(木) 302人
13日(金) 220人
14日(土) 264人
15日(日) 252人

■ 8月15日(日)の年代別・症状別新規陽性患者数(名古屋市)
10歳未満 15人(無症状2人、軽症13人、中等症0人、重症0人)
10歳代 27人(無1人、軽26人、中0人、重0人)
20歳代 80人(無2人、軽76人、中2人、重0人)
30歳代 56人(無1人、軽53人、中2人、重0人)
40歳代 40人(無1人、軽36人、中3人、重0人)
50歳代 27人(無2人、軽20人、中5人、重0人)
60歳代 2人(無0人、軽2人、中0人、重0人)
70歳代 2人(無1人、軽1人、中0人、重0人)
80歳代 3人(無0人、軽3人、中0人、重0人)
90歳代 0人(無0人、軽0人、中0人、重0人)
100歳代 0人(無0人、軽0人、中0人、重0人)
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横井利明
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