名古屋市観光文化交流局より電話。
担当者 「名古屋まつりの開催についてですが...」
ヨコイ 「中止?」
担当者 「そうです。現状においては、準備段階も含め、市民及び関係者の皆様の感染リスクを払しょくすることは難しため、本日、観光文化交流局長から市長に「中止でいかがか」と提案したところ市長から了解をいただいた。」
ヨコイ 「市長はやりたいといっていたのではないか。」
担当者 「いえ、ご了解をいただきました。」
今後、名古屋市は、名古屋まつりの推進組織である「名古屋まつり協進会」に今年度の名古屋まつりを中止する方向で提案し、名古屋まつり協進会において中止を決定する運びとなる。
■ 名古屋まつり
名古屋まつりは、昭和30年に「名古屋商工まつり」としてスタートし、今年で66回を迎える。それ以前に「名古屋祭」として親しまれていたのは名古屋東照宮の例祭「東照宮祭」。東照宮祭では本町通を山車が曳かれ、各町内がその技を競い合った。
戦後は戦災で山車が焼失したため、山車祭りとしての東照宮祭は途絶えたが、現在の「名古屋まつり」2日目の日曜日には、かつての「東照宮祭」の名残を残す山車揃が先頭を飾る。
また、まつりのメインとなる豪華絢爛な英傑行列では、織田信長・豊臣秀吉・徳川家康の三英傑が約600人を従えて行進する郷土英傑行列のほか、華やかなフラワーカーなども登場する。
また、名古屋を代表する無形文化財・無形民俗文化財が一堂に会する郷土芸能祭や名古屋市の姉妹友好都市によるシスターシティ・フェスティバルなどの多彩な会場行事、名古屋城・東山動植物園など名古屋市内の観光施設の無料開放も行われる。