愛知、岐阜、三重の東海三県で本日5月28日に先行公開された映画「名も無い日」。横井利明も公開初日の今日、ミッドランドスクエアシネマで鑑賞した。
「名も無い日」は、監督でありカメラマンでもある日比遊一に起きた実話を元に描かれた映画。日比監督が生まれ育った名古屋市熱田区を中心にロケが行われており、映像を見ると、見慣れた風景が次々に目の前に現れる。また、名古屋弁が多用されているのも特徴。劇映画に熱田神宮が登場するのは本作が初だという。
■ あらすじ
名古屋市熱田区に生まれ育った小野家の3兄弟、主人公の達也役を演じるのは永瀬正敏。名古屋を飛び出し、カメラマンとしてニューヨークで暮らして25年。弟の訃報に名古屋市熱田区に舞い戻る。自ら破滅へ向かっていく生活を選んだ次男・章人役をオダギリジョーが演じ、健気に兄達を支えてきた三男・隆史を演じるのは金子ノブアキ。その妻・真希を真木よう子が演じる。自ら破滅へと向かってゆく生活を選んだ弟に、いったい何が起きたのか。達也はカメラを手に過去の記憶を探るように名古屋を巡り、家族や周りの人々の想いを手繰りはじめる。
■ 日比遊一監督から
いま自分がなぜ生かされているのか、自分という存在を改めて考えてほしい。
名古屋を舞台に撮影が行われる映画は極めてまれ。ぜひ、名古屋市民の皆様の手で育ててほしい映画でもある。