栄と名古屋駅を結ぶ新交通システム「SRT」社会実験へ

走行空間のイメージ技術の先進性による快適な乗り心地やスムーズな乗降、洗練されたデザインなどのスマート(Smart)さを備え、路面(Roadway)を走ることでまちの回遊性や賑わいを生み出す、今までにない新しい移動手段(Transit)である「SRT(Smart Roadway Transit)」。まちづくりと一体となり、名古屋駅や栄、名古屋城、大須など、都心部の魅力ある地域をつないで回遊性を高め、賑わいを面的に拡大を図る新たな路面公共交通システムとして期待されている。

乗降待合のイメージこの「SRT」の導入に向けた社会実験の実施が名古屋市会本会議場で明らかになった。質問したのは斉藤たかお議員(中村区:自民)。

住宅都市局長は、10月中旬をめどに、すでに国内で走行している車両の中からSRT構想のコンセプトに近い車両を選定。連結バス及び環境にやさしい車両である燃料電池バスの2種類の車両を借用し、連結したうえで、本市の都心部である名古屋駅-栄間を1日2往復走、試験的に走行することを計画している。

車両のイメージ今回は新型コロナウイルス感染症に配慮し、走行試験の連節バスに市民は乗車できないが、走る様子を見てもらうことでSRT導入の機運を高めたいとしている。
令和元年1月に策定した「SRT構想」においては、車両や走行空間、乗降や待合のための空間の考え方などについて、最終的に目指す姿のイメージを明らかにしている。
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横井利明
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