安倍自民党総裁の街頭演説が7月15日夕方、名古屋駅前で開催され、10,000人をこえる市民・県民の皆様にお集まりいただいた。すごい人気だ。
■ 安倍晋三総裁街頭演説
年金の問題ですが、野党は財源に裏打ちをされた具体的な提案は何もせずに、不安ばっかり煽っています。年金は皆さんの、大切な老後の生活の柱です。
しかし、この年金の財源は、現役世代の保険料の負担と、そして税金です。この負担を増やさないで、年金を増やすことはできません。打ち出の小槌はないんです。ですから私たちはしっかりと、財源を手当てし、本当厳しい方々に政治の責任で光を当てています。
例えば、低年金の方に対しては、この10月から消費税を使い、年最大6万円の給付をおこなっていく。あるいは、「介護保険料、大変だよ」という方が多いと思います。それを3分の2に低減してまいります。私たちは言ったことは必ず実行してまいります。
しかし、だんだん少子高齢化が進めば、支えられる人口が増えて、支え手が減っていく。不安だよね。そうおそらく沢山の方が思っておられんだと思います。
しかし、政策によっては、年金額を増やしていくことだってできるんです。この6年間、雇用が大きく改善して、380万人の方々が、新たに仕事に就き始めた。そのうち女性の方は270万人。新たな働き手、支え手が増えたことによって、年金の保険料収入は、減らずに、逆に増えたんです。そして6年連続、今世紀に入って最も高い水準の賃上げが続いていく中において、今年4月皆さん、年金の給付額、増えました。私たちが正しい政策を進めていけば、年金の財政はしっかりとし、増やすこともできます。
そして、大切な年金は、株式市場でも運用しています。民主党政権時代では1万円を割っていた。大きく割っていた。でも、今は2万円を超えています。ですから運用益はどうなったかといえば、とうとう44兆円も増えたのです。民主党政権時代の10倍も増やしています。
年金財政の基盤を確かなものとして、安心なものにするためには、経済を強くすること。私たちは経済を強くしています。
たとえば経済を強くしていけば、税収だって増えるんですよ。税収は今年、過去最高になった。地方税も過去最高になっています。あのバブル時代も超えたんです。
参議員議員には自民党公認、酒井やすゆきをよろしくお願いいたします。