コロナ禍における学校行事のあり方について(市教委)

新型コロナウイルス感染症の感染拡大が続く中、名古屋市教育委員会は、市内の全ての市立学校・園について、主な学校行事の開催にあたっての考え方をまとめた。

■ 卒業式・入学式
・それぞれ予定している日程で感染防止対策を講じたうえで計画・実施する。
・参列者を卒業生または新入生と教職員のみとするなど最小限にとどめ、来賓や地域住民は招待しない。
・式次第を変更し、時間を短縮して行うなど、規模を縮小する。
・実施方法の詳細については、学校・園の実態に応じて対応する。

■ 修学旅行
令和3年度の就学旅行については、今年度の実施状況を踏まえて各学校で計画・実施する。

■ 野外学習
中津川野外活動(対象:小学5年生)・稲武野外活動(対象:中学2年生)については、例年2泊3日で実施しているが、令和3年度は1泊2日で実施する。

■ 運動会・学芸会・作品展・文化祭・合唱コンクール・芸術鑑賞等
令和3年度については、今年度の実施状況等を踏まえて、各学校で計画する。実施する場合には、時期や参加人数などを工夫し、感染防止策を工夫するほか、感染者が出た場合に備えて出席者の名簿や座席表などを作成する。

学校行事は、児童・生徒が協働して共通の目標を達成するといった体験を通じて、望ましい人間関係を構築する力や課題を解決する力、多様な他者を尊重する態度など、コロナ禍にこそ必要な力を育成する貴重な学びの機会。「新しい生活様式」を踏まえた感染防止対策の徹底により感染リスクを可能な限り低減しながら、学校行事を可能な限り実施し、コロナ禍にあっても、子どもたちの学びの場、体験の場を確保できるよう取り組むべきだろう。その際、地域や保護者の理解が得られるよう、説明責任を果たすべきであることは言うまでもない。
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横井利明
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