南区 明治学区では、例年7月最後の土日、「明治学区夏まつり」において、盆踊りとともにお化け屋敷を開催している。
暑い夏の夜、恐怖体験によって背筋が凍りつくような「寒い」夏にしようという取り組みだが、一番の狙いは地域の小中学生・高校生が企画段階から参加し、また、当日のお化け役を担当することにより、子どもたちや若い方々が地域行事に積極的に参加する土壌を作ろうというもの。
学区の思惑は大当たり。人を驚かせたいというのは人間の本能なのかどうかはわからないが、子どもたちの参加は例年多数にのぼり、現在では南区民まつりにおいても、区内全小学生から選抜された子どもたちの手で、南区お化け屋敷を展開するまでになった。
さて、明治学区連絡協議会の要請により7月28日(日)午後7時30分、河村市長が明治学区夏まつりを訪れ、高校生や地域の方々が手づくりで展開する「お化け屋敷」を視察する。河村市長は地域の方々の労をねぎらうとともに、高校生や小中学生の地域行事への参加の様子を確認する。なお、河村市長も当日は「お化け」として参加する予定だ。
■ 明治学区夏まつり
明治小学校北校舎の中にある2つの特別教室を廊下をまたいでつなげ、中を迷路のように歩きながら、様々な恐怖をお客さんに提供する。その演出やお化けづくりに中心となって取り組むのが地元の高校生。また、不要になったマネキンや古着、小道具集めは地元の高齢者の方々の方々もお手伝いするが、血のりを塗ったりなどの恐怖の演出は高校生が担う。高校生、地元の高齢者の参加が多数にのぼるため、お化け屋敷の中はいたるところにお化けが出現する。恐怖に次ぐ恐怖のため、人間だとわかっていてもお化け屋敷の中は悲鳴が響き渡る。
開催日 7月27日(土)、28日(日)午後7時~午後8時30分
開催場所 明治小学校運動場並びに北校舎
※ 7月27日(土)は台風の影響で開催未定