「トイ・ストーリー」「カーズ」「モンスターズ・インク」などの作品で絶大な人気を誇るピクサー・アニメーション。その「PIXARのひみつ展 いのちを生みだすサイエンス」が令和2年11月28日(土)から令和3年2月23日(火・祝)まで名古屋市科学館で開催されている。私も「PIXARのひみつ展」に出向き、ピクサー・アニメーションスタジオの作品を生みだす技法と科学に迫った。
さて、この展覧会は、「The Science Behind PIXAR」と題して2015年にボストンサイエンスミュージアムで初開催され、その後アメリカおよびカナダで150万人以上(合計8箇所)を動員している。
この展覧会では、実際のアニメーション制作のカギとなる8つの工程を通してPIXARアニメーションを支える科学について学べるハンズオン展示を実施している。アニメーションの専門的な知識や技術をPIXARアニメーションの人気キャラクターを通して体験することが可能だ。数々の魅力的なキャラクターはどのように生み出され、作品ができるのかを実際に、自分で体験しながら学ぶことができる。
会場には、アニメーションを学ぶ学生や将来、こうした仕事に就きたい子どもたちが多数見学に来ているとのこと。私が見学した当日にも、若者が何組か訪れ、アニメの制作過程について学んでいた。
アニメーション制作に興味のある方はぜひ、「PIXARのひみつ展」に足を運んでみては。
■ PIXARのひみつ展 いのちを生みだすサイエンス
会期 2020年11月28日(土)~2021年2月23日(火・祝)
会場 名古屋市科学館(名古屋市中区栄二丁目17番1号)
開館時間 9:30~17:00(最終入場16:30)
休館日 毎週月曜日
主催 名古屋市科学館、中日新聞社、テレビ愛知、ドリームスタジオ
企画制作 ドリームスタジオ
特別協力 ウォルト・ディズニー・ジャパン
■ チケット料金
〇 平日
一般:1,700円 / 高大生:1,100円 / 小中生:600円
〇 土日 / 祝日
一般:1,800円 / 高大生:1,200円 / 小中生:700円
未就学児無料。