名古屋に集まる私立大学キャンパス

平成14年に首都圏、近畿圏における大学設置を規制する「⼯場等制限法」が廃止されたことを受け、首都圏や近畿圏において市外から市内への移転など大学の都心回帰が進行しており、名古屋においても、ここ10年程、近郊から都市部への大学の回帰・集中が大きく進んでいる。

都心部への大学の移転は、まちの活気の創出や地域の商店街など生活環境の維持への後押しとなることが期待されることから、さらに積極的で総合的な大学誘致への取り組みが期待される。

■ 名古屋市都心部に回帰した大学
H19 名古屋学院大学(名古屋キャンパス) 
・瀬戸市から熱田区へ

H22 愛知工業大学(自由ヶ丘キャンパス) 
・豊田市から千種区へ

H24 愛知大学(名古屋キャンパス) 
・みよし市から中村区へ

H26 愛知学院大学(名城公園キャンパス)
・日進市から北区へ

H26 愛知みずほ大学(名古屋キャンパス) 
・豊田市から瑞穂区へ

H27・29 南⼭⼤学(名古屋キャンパス) 
・瀬戸市から昭和区へ

H29 名城大学(ナゴヤドーム前キャンパス) 
・可児市から東区へ

R4(予定) 名古屋造形大学
・小牧市から北区へ

■ 大学生数上位10都市(令和元年度)
1. 東京区部 526,176人
2. 京都市 140,806人
3. 名古屋市 101,182人
4. 横浜市 81,536人
5. 福岡市 71,996人
6. 神戸市 70,172人
7. 札幌市 51,522人
8. 仙台市 47,457人
9. 広島市 32,815人
10. 大阪市 30,769人

■ 大学生数増加率上位10都市(平成21年度→令和元年度)
1. 静岡市 23.2%
2.  名古屋市 16.6%
3. 岡山市 14.2%
4. 新潟市 12.1%
5. 東京区部 11.7%
6. 大阪市 11.5
7. 堺市 9.8%
8. 広島市 9.2%
9. 京都市 8.5%
10. 神戸市 3.9%
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横井利明
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