保育園への登園自粛要請は3月6日まで延長
岸田総理は2月9日、新型コロナウイルス「オミクロン株」の感染拡大を受けて、「まん延防止重点措置」の期限を2月13日に迎える愛知県など13都県について、「まん防」の期限を3月6日まで延長するとの考えを示した。
この表明を受け保育園を所管する名古屋市子ども青少年局は、わが子が通う保育園や小中学校が休校休園となり保育園に出勤できない保育士が増加し、職員体制の確保が困難となる状況が生じていること、保育園内での園児同士の感染拡大が止まらないことなどから、2月13日(日)まで予定していた「保育園への登園自粛要請」を、まん延防止等重点措置が適用されている期間に改めた。これにより、登園自粛要請は3月6日(日)まで延長されることになる。なお、本市における新型コロナウイルス感染症の状況等によっては、まん延防止等重点措置の適用期間中であっても、登園を控えていただく旨の呼びかけを終了する場合があるとした。
しかし、年度末となる2月、3月は年長児にとって保育園での生活の締めくくりの大切な時期。「ゆうぎ会(生活発表会)」「お別れ会」「お別れ遠足」「卒園式」など思い出の行事が目白押し。現場の保育士は何とか卒園する年長児に楽しかった保育園での思い出づくりをさせてあげたいと考えていたが、今回の「保育園への登園自粛要請」の延長措置はかなりショックだったよう。
子どもたちのためにも3月6日を待たず登園自粛要請が解除されるような感染の収束を期待したい。