ギネスブックも登録されている世界最大の名古屋市科学館プラネタリウムドーム「Brother Earth」において、イギリスの伝説的ロックバンド“QUEEN”の音楽、映像、星空とレーザーが織りなすレーザーミュージックショー「プラネタリウム×アートピア特別投影 QUEEN –HEAVEN-」が本年10月19日、20日に開催される。全天周映像に光学式プラネタリウムとレーザーシステムを使用した演出等が加わるスペシャルバージョンでの上映は、名古屋市科学館が初めてとなる。
さて、科学館の営業時間は通常、午後5時までだが、“QUEEN”のレーザーミュージックショーは、閉館後の午後7時から午後8時30分まで開催される予定だ。このプレミアムなチケットは5,000円で売り出されたが、発売直後に完売するという大変な人気を集めた。
このイベントを本会議で取り上げた斉藤たかお議員(中村区:自民)は、ナイトタイムエコノミーの観点から、またインバウンドの必要から、継続的なレーザーショーなどの夜間開催を求めた。新たな設備投資もなく使用料収入が入ることから、今後も夜間における公演を継続的に行う方針であることが示された。また、科学館のある伏見かいわいに、海外からの訪問客が多く宿泊していることから、人気のプラネタリウムを閉館後に民間に貸し出し、レストランやバーとして活用する考えも明らかになった。
既存のさまざまな観光資源におけるナイトタイムの活用によって、早いと言われている名古屋の夜がにぎやかになるきっかけとしたいもの。