水処理センター中南部グループの再構築事業で南区に多大な負荷が…

再構築事業の方針将来にわたって持続可能な水処理システムの構築へ向け、水処理センターの統廃合や水処理センター間のネットワーク化など処理システムの再構築を進めるにあたり、名古屋市上下水道局は、中南部グループの再構築事業の方針を策定した。

■ 中南部グループの再構築事業の方針
・堀留水処理センター(中区)、熱田水処理センター(熱田区)、伝馬町水処理センター(瑞穂区)は廃止し、山崎水処理センター(南区)に集約する。
・山崎水処理センターの改築に合わせ、水処理施設を増設する。
・堀留水処理センター、熱田水処理センター、伝馬町水処理センターから山崎水処理センターへの汚水送水管を整備する。
・将来の柴田水処理センターの改築に合わせ、山崎水処理センターとのネットワーク化を検討する。
・山崎水処理センターの改築及び増設については、空見スラッジリサイクルセンター第2期工事(焼却施設)の稼働予定である令和8年度とする。
・堀留-山崎水処理センター間の汚水送水管の整備は、早期の着手に向けて取り組む。

さて、施設の集約化・ネットワーク化の必要はわかるものの、「水処理センター中南部グループの再構築事業」を見る限り、中区や東区、北区の一部、瑞穂区、昭和区、千種区、南区、港区の一部、天白の一部、緑区の一部の各家庭や商業施設・工場を始めとした事業所から排出される汚水をすべて南区で処理することになり、付近住民に多大なる負荷をかけることが予想される。議会での所管事務調査ではこの点について特に異論はなかったようだが、多大な汚水を結果として押し付けることになる南区の方々に対して、丁寧な説明をぜひお願いしたいもの。
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横井利明
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