名古屋市の感染症対策担当者にオミクロン株の特徴を聞いてみました。
Q:オミクロン株のへの対応は?
A:新型コロナウイルスの変異株の一つであるオミクロン株は、まだ未解明な点も多く、感染再拡大を防ぐために、マスクの正しい着用、手洗い、うがい、三密の回避、換気といった基本的な感染予防対策の徹底、そしてワクチンの接種など、今まで通り感染予防の継続をお願いいたします。Q:感染力はどのくらい?A:ウイルスに、既存の株以上に多数の変異が見られています。細胞の受容体に結合しやすくなり、感染力が高まる可能性が懸念されています。Q:潜伏期間は?A:感染から発症までの潜伏期間はデルタ株はおよそ4日間でしたが、オミクロン株は2~3日間と短く、感染が速く広がる恐れがあります。Q:重症化リスクは?A:デルタ株は表面の突起にある「P681R」という変異が重症化リスクを高めるとみられています。しかし、オミクロン株にこの変異はなく、デルタ株より重症化しにくい可能性があります。