代表質問⑪≪高齢者福祉≫特別養護老人ホームと介護人材確保に向けて

こんにちは、我孫子市選出・千葉県議会議員の水野ゆうきです。

普段の仕事のペースより少しゆっくりした2日間で申し訳ありません。職業柄、不特定多数の方々と接することも多く、また、大きな式典やイベントでは3回目接種の証明書が必要なこともあり、3回目のコロナワクチンを議会閉会翌日に予約し接種したところ、相変わらずの副反応で、発熱、接種箇所の腕、首とわきの下のリンパ腺が腫れてしまい、少し仕事はセーブしておりました。

返信等が遅くなってしまった皆様、大変申し訳ございません。

本日より事務作業等から通常業務に再開しております。

明日も朝から市内の現地視察なので、頑張ります。

 

さて、私の代表質問について、まだまだお伝えしきれておりませんので、本日は私が重要施策として前回の選挙においても公約に掲げている『高齢者福祉』について、ブログを書きます。

 

介護需要の拡大に伴い、私はこれまで在宅医療の充実に向けた施策を主に取り上げておりましたが、同会派の大崎県議がこれまで議員として『介護人材の確保』に熱心に取り組まれており、会派の代表質問として、大崎議員と視察をしたり、協議をして、代表質問に繋げました。

 

 

2022年1月1日現在、日本の人口に占める65歳以上の割合は超高齢社会の基準である21%を優に超える、28.8%であり、それに伴う介護需要の伸びに受け皿が十分に機能しきれていない状況が続いています。

 

≪特別養護老人ホーム≫

千葉県における65 歳以上の高齢者人口は令和2年で過去最高の 170 万 8 千人で、高齢化率は 27.0%

さらに75 歳以上の高齢者人口の増加は顕著で、令和7年には平成27年の約1.5 倍の107万2千人になることが見込まれています。こうした状況下で、介護保険制度のもと、市町村が運営主体となって各種整備、取組を頂いている中でも特別養護老人ホームについては全国的にも入所待ちの高齢者が多く存在し、申し込みから入所まで数年待つこともあることから千葉県の現状について質疑しました。

 

【水野質問】特別養護老人ホームの入所待機者数及び整備の状況はどうか。

 

【滝川副知事】

●本県における特別養護老人ホームの入所待機者数は、令和4年1月1日現在、1万2,060人で、前年同時期と比較して559人減少しています。 

●一方、特別養護老人ホームの整備については、平成30年度から令和2年度までの高齢者保健福祉計画期間で2,633床、令和3年度からの今期計画では、初年度に1,353床を整備し、令和3年度末の定員数は累計で2万9,798床。 

●県では、特別養護老人ホームの1床当たりの補助単価を全国上位の450万円とし、千葉県高齢者保健福祉計画に基づき、市町村と連携し ながら計画的な整備に努める。

 

【水野要望】

特別養護老人ホームの入所待機 者数は依然1万人を超えている ことから、地域の実情に応じた 整備を要望する。

 

≪介護人材の確保≫

この特養の問題を始め、大きく伸びる介護需要に供給サイドが追い付かない大きな原因の一つが、介護人材不足で、慢性的な人手不足の状態が常態化しています。

【水野質問】千葉県では、2025年には約7000人の介護人材が不足すると推計しています。

介護人材の確保にどの様に取り組んでいるのか。

 

【滝川副知事】

介護人材の確保については、これまで若年層、高齢者、外国人などの多様な人材の介護分野への就業促進や事業者と求職者とのマッチング、職員のキャリアアップ支援など、様々な 対策を講じてきている。

●今年度は、新たに児童・生徒や保護者等へ介護職の魅力の理解促進を図るため、介護現場等の映像を作成し学校等で活用するとともに、働き方改革のため、介護現場の業務改善を図るコンサルタントの派遣など、幅広い取組を進める。

●介護人材の不足する状況は当面継続する見込みであることから、今後も市町村、事業者、関係団体等とより一層連携を図りながら、人材確保に向け継続的に取り組む。

 

【水野再質問】

特に千葉県留学生受け入れプログラム(※)について、掘り下げます。

(※)この制度は、留学生と現地日本語学校、県内日本語学校、介護福祉士養成施設、受入先となる介護施設のマッチングを行い、留学生の学費等の負担に対して、県内の介護施設等が助成を行い、県はその一部を補助するという制度です。

 

先般、私と大崎県議で千葉県留学生受け入れプログラムを活用されている私の地元・我孫子市の介護施設を視察してきました。

 

 

外国人を受け入れる様々なルートがある中で、千葉県独自のこのプログラムは施設側からも留学生側からも大変好評であり、施設側が留学生に行き届いた支援・フォローができるのも県の制度があるからこそだと感じました。実際にベトナム留学生ともお話させていただきましたが、介護の仕事の魅力を日本語で流暢に話していただき、利用者の皆さんと楽しくコミュニケーションをとっている姿が印象的でした。

引き続き、この事業の継続と拡大の必要性を再認識した次第です。千葉県留学生受入プログラムの現状と見通しはどうか。

 

 

【健康福祉部長】

●令和元年度に受入施設とのマッチングを行ったベトナムからの第一期生については、日本語学校での学習を経て、令和4年4月までに41名が介護福祉士養成施設に入学。

●令和2年度の第二期生46名及び令和3年度の第三期生34名については、新型コロナウイルス感染症の影響により入国できない状況となってたが、令和4年6月1日までに計79名が入国。 

●今後も、県内の介護人材不足の解消を図るため、留学生受入プログラムの継続により、外国人介護人材の確保と育成に取り組む。

 

【水野要望】

●福祉人材は先進国でも、国内でも奪い合いの状況になっていると報道されている。

●福井県では職員がタイに行き、戸別訪問をして勧誘を行っている。ベトナムが経済成長をしていく中で、日本にわざわざ来る意味がなくなってくる可能性もある。ベトナムだけではなく、他国にも目を向けていくべきではないか

●世界情勢を鑑み、職員が現地視察をして開拓をしていくことも視野に入れるべき。

 

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この質疑を行うにあたり、地元の医療・介護施設や当事者の方々のご協力があったことで大変説得力のある内容となり、質疑に至るまでの行政との協議でも訴えることができました。

改めて感謝申し上げます。

より良い施策となるよう、継続して、様々な機関を視察し、会派として高齢者をサポートする施策を提案していきます。

引き続き、皆様の様々なご意見をお寄せいただければ幸いです。