冬季五輪招致はとりやめを

 トルコ・シリア大地震での被害に胸が痛みます。無事であっても厳しい寒さ。できる限りの早さ、そして持続的な支援を日本からもと望みます。私もできることで力になりたい。

 さて、東京五輪での談合事件で組織委元次長や電通幹部ら4人が逮捕されました。利権・特権・疑惑まみれで、五輪そのものが汚されてしまっています。膿を出し切り、反省なくして札幌での冬季五輪招致などありえません。招致活動はやめるべきと思います。

 秋元札幌市長は「大会招致への影響は避けられないと懸念している」との談話を発表したとのこと。札幌市の財政負担も重大ですし、何より世論調査で市民の反対が広がっているもとで、とりやめの決断をする時ではないでしょうか。

 あらためて昨年3月に、党札幌市議団・党道委員会で発表した声明「札幌冬季五輪の2030年招致はとりやめ、市民のくらしを豊かにするやさしい札幌へ」を紹介しておきます。ぜひ、お読みください。

 私も健全な五輪の発展や、広く市民がスポーツに親しむことができる町づくりを願っています。しかし、巨額経費への懸念や市民合意が不十分なもと招致活動に突き進むのは、五輪やスポーツを愛する市民にとっても本意ではないと思うのです。加えての不祥事です。重ね重ねですが、招致活動はやめるときです。

 今日は終日、会議の1日。全道の努力も聞き、私も決意新たにがんばりたい。

 【今日の句】底なしの 利権まみれの 解明を
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畠山和也
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