若い世代を追い詰めているのは誰だ

 今日は札幌市白石区へ。さとう綾市議との街頭宣伝は、急な呼びかけにもかかわらず多くの党員・後援会員さんが駆けつけてくださいました。「今度は必ず国会へ送るから」との、熱い激励も本当にありがたかったです。

 「自民や維新には入れないけど、ふだんは共産党支持ではない」という方も、足を止めて聞いてくださいました。前回の選挙で、初めて共産党に投票してくださったとのこと。低投票率を憂いて、教育の大切さを話してくださいました。

 別の演説場所で、応援に来てくださったのは難病を患っている方。「病気持ちなので多くのことはできませんが、応援します」と、静かながらに話された姿に感激。さらに別の場所では離れて演説を聞いてくださった方が、笑顔で「自民党を倒そう」と声をかけてくださいました(※このニュアンスがうまく伝わったでしょうか)。

 物価高騰などくらし・商売は大変なのに、無関心のごとく悪法を進める岸田政権に不満を抱えている方は多い。一期一会の街頭演説ですから、ていねいに訴えていきたいです。

 渡り歩いた「語るつどい」でも、不満や要望が次々。「伊達火力発電所を廃止しても電気は足りてると、北電は言っている。それなら原発を動かす必要はないのでは」「マイナカードと引き換えに、健康保険証をなくす意味がわからない」「電気料金も高いし、冬は灯油代の高さがつらかった」など、話が止まらないほど。

 「消費税は社会保障のためでなく、法人税減税の穴埋めにされたことをもっと広げて」「自公政権のひどさを、チラシでもっとわかりやすく」と、日本共産党を大きくしたいからこその要望もお聞きしました。マスコミは報道しないことだけに、私たちの努力を強めなければ。

 お子さんの奨学金返済について、その場での相談もありました。別の方は「うちの子が畠山さんと同じ年。孫は畠山さんのお子さんと同じ年。うちの子も教育費の高さを心配しているんだろうなと思いました」と、声をかけてくださいました。子育て・教育の不安も尽きません。

 やっぱり日本は子育てしにくい国なんだと、今日も実感しました。非正規雇用や低賃金、長時間労働、ハラスメントやジェンダー不平等など、こんな社会では若い世代が自分を守るだけで精一杯になるのも当然です。政府は少子化対策を叫ぶけれど、何より安心して働き生活できる基盤をつくることが最優先ではないのか。

 その土台を壊してきたのが、自公政権で長く続く新自由主義路線。この道を変えるなら日本共産党だと、明日もしっかり訴えていきます。

 【今日の句】教育が 無償の国こそ 未来あり

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畠山和也
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