昨日に続き紙智子・岩渕友の両参議院議員と懇談へ。8団体から実態や課題をお聞きし、党道議団とは国政との連携について話し合い、蘭越町での蒸気噴出について道環境事務所からヒアリングなど、朝から夜までびっしりの1日でした。蒸気噴出被害は道にかかわる分野が中心なので、あらためて道議団と連携を強めます。
懇談先は道農民連、新日本婦人の会道本部、民青同盟道委員会、女のスペース・おん、道高教組、道教組、自由法曹団道支部、道保険医会。国政の中心課題や、身近な北海道での活動なども聞きました。この声を、どうしても国会に届けなければ。
酪農家の苦境、水田活用交付金の見直しに畑地化促進の事業が、さらに農家を苦しめています。輸入を固定化して生産農家を調整弁にする農政では、農業を継ぐ人がいなくなります。地域経済も落ち込みます。現状を聞くにつれ、危機感でいっぱいになります。
若い世代の名簿提供、イベントなどでの武器展示、そもそも政府の大軍拡方針への批判など自衛隊にかかわる話も多く出されました。戦争できる国づくりへ進むなか、自衛隊を辞めたいという方も相次いでいます。論点整理の必要性も出されました。
改正DV防止法の成果と今後の課題や、女性支援法での北海道の具体化などの要望もうかがいました。安倍政権下から女性施策が後退したり、差別・侮辱の強まりも。バックラッシュに負けない論戦と運動を広げたい。
教員不足のリアルな実態には驚きました。教師不要のICT教育が広がるアメリカで、対面での教育を求める市民の声が起きてることも初めて知りました。米国のデモプラカードに掲げられた “ I need my teacher back ” との言葉が、短期間ながら教職にいた者として心に響きました。
道保険医会ではマイナンバー強制と健康保険証廃止、オンライン請求義務化の課題でうかがいましたが、明日の懇談でも出る話題なので、まとめて明日にでも書き留めておきたいと思います。物価高騰のなか価格転嫁などできない医療機関で、診療報酬や介護報酬を早く大幅に引き上げなければとも痛感しました。
それにしても、道内各地やあらゆる職場で切羽詰まっている現実を、どうしても変えなければと思うのです。自民・公明や維新の議席が増えても変わりません。日本共産党としての旗印や展望が見えるようにしていきたい。明日もがんばります。
【今日の句】メモ帳が あっという間に 黒くなり