うなぎをさばかないうなぎ店
7月23日午前10時から白水学区で4年ぶりに開催される魚のつかみ取り大会のメインイベントは「うなぎのつかみ取り」。
小学生以下の子どもたちは、親の期待を一身に背負ってうなぎを競って取り合う。「あんた、今晩のおかずなしだよ!!」など、容赦ない母親の怒号が飛ぶ。子どもたちはがんばるものの、うなぎもそうは簡単には捕まらない。
さて、例年であれば、子どもたちは捕まえたうなぎをバケツに入れ、うなぎをさばいてもらう職人のもとへ走るはずだった。しかし、長年、白水のうなぎのつかみ取り大会で、うなぎをさばいてきた職人が体調を崩したため、南区内のうなぎ店に順次協力要請を行ったものの、その多くは「お断り」。理由は「うちのうなぎ店では卸店からの出荷段階でうなぎをさばいて持ってきていただくため、うなぎ店ではうなぎはさばいていないというもの。何軒かあたった結果、南区内でうなぎをさばいている店が見つからず、白水学区区政協力委員会は一旦はうなぎ職人を断念した。
その後、横井にうなぎ職人を探してほしいと白水学区より協力要請。何軒かあたった結果、ようやくうなぎ職人にたどり着き、7月23日(日)の「うなぎのつかみ取り」に間に合うこととなった。
うなぎをさばかないうなぎ店。時代は変わった。