教育長等の人事、会派としての海外視察の考え方について

我孫子市選出・千葉県議会議員の水野ゆうきです。

地元・我孫子に戻ってきて、早速地元案件の仕事に邁進しています。

 

2月定例千葉県議会の討論の様子がネット公開されましたので、ご関心のある方はご視聴いただければ幸いです。

 

 

 

さて、2月定例千葉県議会の最終日に熊谷知事より教育委員会教育長の任命、監査委員の選任、公安委員会委員の任命について追加議案が上程されました。

 

上記人事は県議会の同意が必要となります。

 

教育委員会教育長は冨塚昌子氏が再任、監査委員は川口明浩氏が再任、公安委員会委員は佐久間英利氏が再任となりました。

 

次に千葉県議会議員の海外視察についてです。

今回の追加議案と同時に、議員の海外派遣についても賛否が行われました。

 

私自身及び会派「千葉政策議員団」としては海外派遣自体については反対ではありません。

グローバル社会が進展する中、もはや国内の調査・研究だけの狭い視野では、千葉県の発展は行き詰まります。

特に成田空港などをはじめ国際的な設備を有する千葉県は、世界に目を向け、国際感覚を養うとともに新しい視点や発想も重要であることは、長く海外在住経験のある私や石川議員はよく理解しています。

 

そのため、どうしても県議会としてこのタイミングでその国に行く必要があるのか、県民が納得できる視察費用か、などを見極めて会派として参加をするかどうかを毎回、視察の提案がある度に協議をしています。

 

今回の県議会の海外派遣は自民党提案で視察先はドイツとオランダの概ね6日間となります。

 

千葉県とドイツ・デュッセルドルフ市は姉妹都市を締結しており、姉妹提携の締結から5周年を迎えるデュッセルドルフ市の市長から、同市で開催される日本文化紹介イベント「日本デー」及び記念式典への招待を熊谷知事と議長は受けており、熊谷知事と伊藤議長も訪問されるとのことです(※県議会は招待を受けていません)。

 

「千葉政策議員団」としては、海外派遣自体に賛成はしましたが、物価高騰や県民の暮らしが不安定のなっている中、県民の皆様から海外視察に関する様々な声をいただいた結果、会派の中で協議を重ね、我が会派としては派遣議員を出すことは見送りました。

 

自民党7名、公明党1名、国民民主党1名、無所属1名の10名で派遣することが決まりました。

 

派遣議員団の皆様方におかれましては、県政の発展に資する調査を期待したいと思います。