花井さんは「今の政権は武器まで売ってしまう国にしようとしています。平和な日本がいいと、知内町からも声をあげましょう」と、平和への熱い思いも訴えました。団地から出てきた方は、「困ったことを聞いてくれる、こんな人が議員にならなきゃ」と、花井さんと握手。
支持政党の違いを超えて、誰もが喜ぶ議席の回復です。応援くださった方に、私からもお礼を申し上げます。
函館市に引き返して、本間かつみ・道8区予定候補と新聞社や団体などを訪問・懇談へ。函館バスさんでは紺谷克孝・富山悦子の両市議も合流し、主に運転手不足の現状をうかがいました。函館バスも、基幹路線で減便せざるを得ないまでに切迫しています。
窮余の策として管理職も大型二種免許を取得し、必要な時には乗車しているといいます。函館バスは渡島・檜山管内も営業エリアで、郡部で運転手がいない場合は函館市から派遣せざるを得ません。運転手の年齢構成から見ても、新たな若い運転手確保は急務です。
介護事業所では、ヘルパー不足の実態もうかがいました。ぼぼ毎日の支援を必要とする方や、障害がある方の生活支援も引き受けてきた事業所ですが、ヘルパー不足で断らざるを得なくなったとのこと。要望に応えられないというのは、辛いことなのです。
「介護は、子どもがなりたい職業にあがってきません。賃金はもとより、働きやすい環境になるようにしてほしい」との声を、しっかり政府は受け止めてほしい。訪問介護の報酬減は、現場で働くヘルパーの意欲を下げているのです。
交通・運輸や社会保障の分野は、私たちの生活に欠かせないもの。その土台を「安上がり」に済ませ、これだけ崩すこととなった自民党政治の責任は重い。議席を回復して、くらしや地域が成り立つ土台の立て直しに私も力にならねばと、痛感しながら函館を後にしました。
【今日の句】住民に 寄り添う議席 待たれてた