クリスマスイブは、1988年に消費税法が強行成立された日。食堂だったわが家でも、導入時には混乱もありました。くらしにも商売にも負担の重い消費税は減税を、そしてインボイスは廃止を。何度でも訴えたい。
札幌市厚別区で後援会のみなさんと街頭宣伝をおこない、あいさつまわりのなかでも、切実な声が止まりません。「声にしてないけど、みんな生活には困っているはず」「高齢者は長生きするなと言われているよう」「働いている息子からも、お金を貸してほしいと頼まれた」などなど。
年末年始は少し奮発しようかな、という家庭もあるでしょう。しかし、もともとの価格があまりに高い。灯油やガソリンの値上げも重なり、「友人同士でも、出かけるのは控えようと話している」との声も。
だから今こそ、消費税減税を。消費税廃止各界連の街頭宣伝では、署名に応じる若い方の姿もありました。消費税は、誰にでも等しくかかる公平な税金という方がいます。しかし、低所得者には負担が重く、中小・零細業者やフリーランスにとって価格転嫁が難しいのが消費税です。
大企業にとっては「法人税減税の穴埋め」としての消費税となってきたし、輸出大企業には戻し税の恩恵もあります。公平でも公正でもありません。
かつて消費税減税は、共産党や社民党ぐらいしか訴えていなかった時代がありました。しかし今や他の野党も政策に掲げ、世論調査でも減税は多数の声です。実現へと迫っていくためにも、ぜひ「消費税は減税を」とお広げください。
今日の宣伝には、道防衛局への要請で来札していた矢臼別平和委員会・寺川真幸さんも参加されました。遠方から来て寒いなか、本当にありがとうございます。
【今日の句】サンタでも 物価高では 困るだろう