「助けてください」 沖縄・高江で起こっている、権力の暴走を止める為に。まずは、「8月5・6・7・8・9日」に、あなたの力を貸して下さい。どうやったら力を貸せるか、は最後に記します。------------------------------山本が説明する初歩的な高江問題ではなく、より詳しく知りたい方は、以下のブログをお読みください★目取真俊氏ブログ「海鳴りの島から」blog.goo.ne.jp/awamori777★北上田氏ブログ「チョイさんの沖縄日記」blog.goo.ne.jp/chuy------------------------------では、まずザックリと経緯を。 沖縄県の面積は、日本国土の0・6% 。 その0・6%の中に、日本に存在する、「米軍の専用施設・区域」の74%が集中しています。 沖縄に、これ以上の米軍基地・施設、オスプレイはいらない。沖縄県民は意志をハッキリと示してきました。沖縄での地方選挙の結果でも、オスプレイ配備撤回・県内移設断念(新基地)、の候補者が多数勝利。 衆議院・参議院においては、全ての沖縄の選挙区で、新基地はいらない、オスプレイはいらない、という候補者が勝利しています。 今年7月に行なわれた、参議院選挙・沖縄選挙区においても、自民党の新基地・オスプレイ容認の現役大臣が落選。オール沖縄の候補、イハ洋一さんが勝利。この結果を受けた翌日から、機動隊員を増員。数日のうちに、百数十名程度が住む地域に、500人もの機動隊を投入。 10年近く、住民の監視と運動で開かれる事がなかったゲートを力づくで開け、資材搬入を強行。高江のヘリパッド建設を強行に開始しました。高江って?沖縄県北部にある生物多様性の宝庫、ヤンバルの森にある、小さな集落。 北部にあるヤンバルの森には、世界唯一、ジャングルでの戦闘を想定して作られた施設、米軍北部訓練場がある。この広大な訓練所の、使用不可能な部分を返還する、その変わり、新しいヘリパッドを7つ作れ(後に6つに変更)、だって返還する土地にヘリパッドがあったんだから、その分、新設するのが当然でしょ、という事になったのが、1996年のSACO(沖縄に関する特別行動委員会)合意。しかし、これは、沖縄の負担の軽減ではない。「持ってても使えない土地返すわ。その代わり、もっと使い勝手のいい設備に作り変えろよ」って話。 基地の整理縮小に見せかけて、最新設備に作りかえる手法。地元の方々にお話を聞いた時にも、返してもらっても、使いようがない土地、との事。 その使用不可能な土地の返還と引き換えにされたのが、6つのヘリパッド。それらは、高江と言う集落を挟むように作られる。しかも、そのヘリパッドは、オスプレイの運用が前提。その事実を日本政府が認めたのが、2010年頃。それまで、「オスプレイは来ない」フリを続けながら、政府は地元住民を騙し続けてきた。 1991年の初飛行で離陸後に墜落。1992年にも墜落、7名が死亡。2000年には2機墜落、海兵隊員23人死亡。その後、18ヶ月間飛行禁止。「空飛ぶ恥」「未亡人製造機」とも呼ばれるオスプレイ。 飛行禁止措置後、あまり攻撃的な飛行をしないようにパイロットにお達しがあったとも言われる、急激な戦闘機動が困難なオスプレイ。そのオスプレイが、ヤンバルの森で、高江の集落で、超低空飛行を繰り返す。あなたが住民だったら、「しょうがない」で済むだろうか?何故、ワザワザ、人々が暮らす集落を挟むように、オスプレイパッドを作るのか?「より、リアルでギリギリの訓練をしたいから。」だったら、自国でどうぞ! 騒音や、生態系に与える影響などで、地元住民が反対し、オスプレイの訓練が中止なった地域が、米国には存在している。 米国で出来ない訓練が、日本では自由自在にできる?これっておかしくない?どうしてそんな事がまかり通るの? 好きなとき、好きなところに、好きなだけ、基地も作れて訓練もできます、って事が、日米地位協定や、密約などで保障されているから。植民地日本から、宗主国アメリカ様への忠誠の証。ふざけるな。冗談じゃない。 しかも高江のヘリパッドに飛んで来るのは、オスプレイだけでなく、垂直に離発着可能な、ステルス戦闘機F35も含まれるとも聞く。 米軍の戦闘機の飛行ルートは、日本全国に敷かれています。イエロー、オレンジ、ブルー、グリーンなど6本に分かれて。この日本全国のルートにオスプレイが低空飛行するのも、時間の問題だろう。それどころか、高江の集落の様に、超低空飛行で飛ばれる可能性もある。だって、色んなシュチエーションで訓練する事がお望みなのだから、ジャングル戦以外の想定も含めた訓練が行なわれて行く、と考えるのが普通ではないだろうか。 今回、権力の暴走を受け、沖縄県議会は、海兵隊の訓練施設であるオスプレイヘリパッド建設は到底容認できるものではない、建設を直ちに中止するよう強く要請する、と言った内容の意見書を国に出している。政府はスルー。 十分な住民との合意もないまま、選挙の結果さえも無視。日本には民主主義なんて存在しないし、人権なんてありません、と工事を続けるのが、今の政府。もちろん、私も国会議員として、永田町でやれることはやる。でも本格的に国会が始まるのは、秋から。それじゃ間に合わない。だから、永田町以外の現場で、行動する必要がある、非暴力直接行動で。 「力を貸して続きをみる『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』