時短要請延長等に関する補正予算案が成立〜1日の新規感染者を20人未満に抑えることを目標にした根拠

2021年2月22日 昼12時過ぎ。本日2度目の県議会本会議に出席し、少し前に知事室に帰還した。先般、議会に提出していた補正予算案は、賛成多数(45対2)で可決。直後に、各会派を回って、お礼を申し上げた。 ここのところ、新型コロナ対策に関する補正予算は、全会一致で成立していた。時には、反対意見が出るのも自然なことだと思う。予算案に反対する会派の討論を聞いたが、冷静な論調だった。「なるほど、そんな見方もあるんだろうな」と受け止めた。 新型コロナ禍においては、行政が何をやっても批判される。もともと、誰もが100%満足する答えなどない。が、それでも、「何が県と県民のためになるのか?!」を考え抜いて決断する。それが知事の使命だ。 午前10時からの本会議質疑では、知事として5回、答弁に立った。今後の感染防止対策に関して、(先週の定例会見でも言及した)知事としての明確な基本スタンスを、改めて説明した。 「ウイルスの根絶が難しい以上、県内の感染者をゼロにすることは非現実的。クラスターの発生も完全に防ぐことは出来ない。目標にすべきは、1日あたりの新規陽性者を20人未満に抑えること。合わせて、新型コロナ向け病床の数も増やしていく。それが出来れば、病床稼働率を何とか20%台で維持出来る計算になる。続きをみる

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