やっぱり国の責任で鉄路の維持・存続を

 今日の函館市内は初夏を思わせる気温と陽射し。街頭演説にまわると修学旅行生らしき姿が多く見られました。ロシアの侵略をやめさせようとの訴えに手を振ったりと、きちんと聞いてくれているんですね。

 来年の道議候補として発表された本間かつみさん、党函館市議団(市戸ゆたか・紺谷克孝・富山悦子)もいっしょにまわってくださいました。朝は稜北病院前でのあいさつに立ち、激励とともに後援会員さんもいっしょにスタンディング。命と健康を守る職場だからこそ、憲法9条を守ることも一体に活動されています。自民などが言う防衛費倍増で、結局は社会保障予算が抑えられることになります。命を守る現場を知らない、軍事力偏重の政治は許されません。

 街頭演説では、足を止めて聞いてくださる方が各地で見られました。自転車を止めて聞いてくださった方は「あなたたちの言うとおりだ、がんばって」と話してくれたとのこと。別の箇所では、手渡された日本共産党の「?」リーフを隅から隅まで読んでくださった方もいました。それほど日本共産党のことが気になるなら遠慮なく声をかけてくださればいいのですが、反共風土のある日本であることとともに、私たちからもさらに身近に感じられる歌手や取り組みが必要なのでしょうね。しっかり腹に落としたい。

 ところで、北海道新幹線の札幌延伸にともなう並行在来線切り離し問題で、小樽~長万部間のバス転換に首長が合意したことから、今度は長万部~函館間はどうするのかという局面になっています。新幹線駅は北斗市の新函館北斗駅ですから、函館に結ばれる鉄路もどうなるのか心配が広がっていると聞きました。いさりび鉄道も、さまざまな努力をしていますが楽な経営状況にはありません。ちょうど先日、渡島トンネルからの工事残土で基準値を超えるセレンが出ていることも報道されたばかり。いろんな問題が道南地方を襲っています。

 そもそもJR北海道の最大の赤字路線は新幹線なのに、この赤字路線が放置されたままで、このまま行けばJR北海道は不動産と新幹線頼みの会社になってしまいます。でも、「R」はrailways(鉄道)の「R」ではないのか。国は分割民営化されたことをもってJR北海道の責任に転嫁しますが、国の支援なくして成り立たないことはわかっているはずです。JR北海道にも国にも、公共交通を守る責任があります。これまで訴えてきたものの、やっぱり参院選でも重大な焦点として浮き彫りにしていきたい。

 街頭演説の後は、ロシアによるウクライナ侵略に抗議・反対する市民有志の会がおこなう宣伝にも足を運びました。こういう粘り強い各地の活動は、直接・間接を問わず、ロシアやウクライナに届いているはずです。チラシを受け取る方の姿も多く、親子と思われる方がウクライナ支援募金に協力する姿も。私も一言、連帯のスピーチをおこないました。

 夜は党と後援会の「語るつどい」もあり、終日びっしりと日本共産党を政策や値打ちを訴えました。思わぬ暑さもあって少し疲れはしたものの、この後に寝れば朝には元気になっているでしょう。明日は桧山地方を元気に訴えてまわります。

 【今日の句】切り捨てが続けば 国も成り立たぬ

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畠山和也
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