自己責任の社会を超えて

 朝の定例宣伝後、今日は石狩市へ。40代の方が入党される嬉しいこともあり、風が冷たいなかでも心を燃やしての街頭演説ともなりました。後援会員さん手作りの「和也の『和』は平和の『和』」横断幕も目立ち、元気をもらいました。

 合併した石狩市ゆえ、石狩市役所から旧厚田村を通り、宣伝場所の旧浜益村群別までは車で1時間20分。群別は小さな集落ですが蜂谷三雄市議への信頼が厚く、党の街頭演説にも多くの方が駆けつけてくださいます。「去年の選挙も入れたけど残念だったね。今度はがんばって」との激励もありがたいです。

 厚田区でも後援会員さん同士が誘い合って、最後まで演説を聞いてくださいました。ちなみに両区とも蜂谷さんの息子さんが司会をしてくださり、顔なじみか多くの方から声がかけられてもいました。こういうあたたかい結びつきも、地域社会の良さですよね。

 「党を語るつどい」に参加された冒頭の40代の方は、労働相談を通じて党との結びつきができたとのこと。就職氷河期やリーマンショックを経験した世代で、働く人を大事にしない現実に矛盾を感じてきたそうです。「日本は賃金が上がらなくなった。このままではモノづくりを担う人がいなくなる」との言葉も重い。政治の世界に目を向けると、企業寄りの政策ばかりで展望が見えなかったともいいます。

 「労働組合にも行きましたが、声をあげられていない当事者はたくさんいる。自分が正しいと思っていても会社につぶされ、何が正しいかわからなくなるのです」との言葉にハッとしました。矛盾を矛盾と感じなくなってしまう、自分が乗り切れればいいと思ってしまう方も多いでしょう。突き当たる苦難や矛盾は自己責任ではないことと、力をあわせれば変えられることを、どうしたら伝えられるかは大きな宿題です。

 そういうなかで出会った日本共産党。今日は党市議団(蜂谷三雄・三崎伸子・松本喜久枝)と行動したのですが、市民への信頼を広げていることがよくわかりました。農協や漁協などへあいさつにまわり、ていねいに対応してくださったことからも伝わってくるのです。

 当面の物価高騰などとともに「環境保全に力を尽くしてほしい」(漁協)との話題や、農協では水田活用交付金見直しの影響もうかがいました。合意なく進めてはならない問題と、あらためて痛感です。

 明日は北空知管内へ。第一次産業を大事にする政治にしようと、元気に訴えていきます。

 【今日の句】展望は 語りあうから 見えてくる

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畠山和也
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