身近な地方議員を増やしたい

 日本共産党北海道委員会では、全道の地方議員らが住民要求を掲げて、道や国出先機関などへの交渉を毎年おこなっています。23日、道開発局とJR北海道への要請には私も参加しました。

 生活・労働相談、住環境・自然環境にかかわる要望、自然災害からの復旧と今後の備え、福祉・教育・人権にかかわる課題など、多くの要望が地方議員のもとには寄せられます。地に足つけて苦難軽減の活動を、ずっと続けている日本共産党だからこそ寄せられる声です。

 いち自治体だけでは解決できない課題もあり、各振興局への要請を積み上げて、今回のように道への要請とすすめます。内容によっては、国への要請も今後おこないます。1つの課題解決に何年もかかるものもありますが、このように粘り強く取り組むからこそ変化はつくれるのです。

 道開発局には河川の洪水対策や、掘削時に出る土の有効活用など、いっしょに知恵を出して前へ進める要望もおこないました。一方で、国と札幌市が進める都心アクセス道路事業の中止を求めつつ、現状を明らかにするうえでのやりとりもおこないました。

 そこで明らかになった1つは、今後の事業費が膨らむ可能性が「ありうる」と回答した点。すでに3年前の1000億円から1200億円と増えており、物価や人件費の上昇を考えれば事業費高騰は必至なのです。財源の面からも、事業の必要性からも、着工前の今の時点で中止の決断をすべきです。

 JR北海道では駅舎などにかかわる整備の要求が中心となりました。同時に、地方路線の維持・存続もくりかえし訴えます。赤字路線の廃線問題は全国的課題でもあるだけに、あらためて路線を維持する国の責任と役割を求めていきたい。

 来年の統一地方選で、日本共産党の議席を増やさなければと痛感します。いま必要なのは、住民の味方として揺るがない議員の存在。私もいっしょに広げていきます。

 【今日の句】住みやすい町へ 何度もあきらめず 
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畠山和也
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