あたたかさを忘れず

 観光船事故から半年となった斜里町で、町議を7期務めた宮内知英さんが亡くなりました。やさしさ溢れる宮内さんの姿を思い出しながら、前夜祭にて哀悼の意を表しました。

 高校を卒業後、農業を続けてきた宮内さん。私が斜里に来たときも、農作業の途中で駆けつけてくれたことが何度かありました。その姿から滲み出る人柄に、どれだけ多くの方が救われたことでしょう。

 町議会議長の金盛さんが葬儀委員長を務められ、時折言葉をつまらせながら、ご挨拶されました。立場や考えの違いを理解しながら、弱い立場の住民に寄り添い、真の民主主義を求めた「孤高の勇でした」との言葉が、胸に響きました。

 どの方にもあたたかいというのは、そうそう簡単なことではないと思います。でも、それが自然とできていたのが宮内さんでした。日本共産党の先輩として、このような議員さんがいることが誇りですし、私も宮内さんの何分の一かでも継いでいきたい。

 宮内さん、本当にありがとうございました。

 【今日の句】作業着と笑顔が みんな包み込み
PR
畠山和也
PR
はたやま和也をフォローする
政治家ブログまとめ