今日は札幌駅前での朝宣伝を終えて、恵庭市・当別町へ。「語るつどい」では、マイナ保険証やJR運賃値上げなど切実な実態が出され、やっぱり自民党政治を変えなくちゃとみんなで納得。私も元気をいただきました。
「父がマイナ保険証を取って、病院に連れていきました。パスワードを覚えてなくて顔認証しようとしたら、車椅子に座っていて届かないんてす」。こういう受付時の大変さを、これまで何度聞いてきたことか。「個人情報の漏洩が心配」「停電のときは使えないんじゃないか」など心配や不安が尽きないだけでなく、そもそも今の健康保険証で不便はないはず。デジタル関係大企業の利益優先をやめて、現行保険証を残す世論を、さらに広げようと話し合いました。
当別町では「太美社会保障勉強会」の主催でしたが、今回のテーマは自民党の裏金事件と農業・食料ということで、私に声をかけてくださったという次第。もちろん社会保障にかかわり、訪問介護の報酬削減や新型コロナ受診での新たな負担なども話題にのぼりました。どれもこれも話が止まりません。それだけ実態は深刻だし、展望が見えにくいのです。参加された農家から「店頭の食料品価格は上がってるようだけど、中間の流通で費用もかかるからか、農家の収入増という実感はない」との話も切実です。
立憲民主党と昨日おこなわれた党首会談について、両会場で質問が出されました。私も「しんぶん赤旗」で知る範囲ですが、東京都知事選などの教訓をふまえて「お互いにリスペクト」できるようにと田村委員長が提起したことが大事だと思います。それにしても自民党総裁選の報道は、何人の推薦人を集められるのかや個人のキャラクターに焦点を当てたものなど、表面的なことが多すぎないでしょうか。電波ジャックしたまま、解散・総選挙になだれ込むような姑息なことは許されない。草の根で日本共産党が見えるように、私もがんばりたい。
恵庭市では小林卓矢市議が同席くださいました。
【今日の句】総裁選 くらしに誰も 目を向けず