際立つ日米の軍事一体化

 年に一度の健康診断は、ほぼほぼ悪いところなく順調に終了。党道委員会の街頭宣伝には、道議候補としての発表前に小室まさのりさん(道憲法改悪反対共同センター事務局長)も駆けつけて、日米両国の軍事一体化が際立つ共同演習の危険性をいっしょに告発しました。

 演習参加は、日本は陸海空自衛隊の約26,000人と米軍で約1万人のほか、米軍指揮下で豪州・英国・カナダの各国軍も加わります。「対中国」を想定したものとなります。北海道から沖縄まで、全国各地の基地が使用されます。はたから見れば軍事国家そのものでしょう。

 一方で先日から、「防衛費」増加には新たな国民負担が必要との議論が出ています。低賃金や物価高騰、高い税金や社会保障料、高学費に奨学金返済の負担など、今でも苦しい国民生活なのに新たな増税を押しつけるのでしょうか。

 今日の「しんぶん赤旗」で、史上最悪の介護保険制度改定を、上野千鶴子・東京大学名誉教授が厳しく批判しています。市場化・商品化が進み、介護サービスを使えない高齢者は「在宅」という名の「放置」になる、との一節に納得。気前よく出す軍事費と比較して「財源がないとは言わせません」と強調されました。

 戦場で人間の命と尊厳が奪われ、軍事増強にも国民の健康や権利が奪われていく。この道にのめりこむのでなく、外交にこそ力を尽くすときです。

 【今日の句】戻れなく なる前にこそ 外交を
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畠山和也
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